内服療法
シクロスポリン

(商品名:ネオーラル,サンディミュン、)
 

 シクロスポリンは、本来は心臓、腎臓移植など、移植手術後の拒絶反応を押さえるために開発された薬剤です。

臓器移植手術後の乾癬患者に効果がみられたことから、乾癬の治療にも広く用いられるようになりました。

シクロスポリンは主にT細胞の活動を抑制することによって効果を出します。
 

 1日4〜6カプセル(200〜300mg)の服用を、約2ヶ月間続けた場合の有効率はおよそ80%です。

一般に服用量は通常3.0〜5.0mg/kg/日、つまり、一日の服用量は体重 1kg に対して3.0〜5.0mgで算出されます。

副作用として腎障害・高血圧、肝障害に注意が必要です。

 また、シクロスポリンを服用中に光線療法を併用すると、皮膚ガンが起きるリスクが増大することもあります。
ですから、原則的にはシクロスポリン内服と 光線 療法(PUVA ,NB-UVB)を同時には行いません。
 

 長期間服用した場合、腎障害などの副作用があらわれることがありますので、皮膚科医の先生とよく相談して治療を進めて下さい。

また、内服中は医師の厳重な診察の下で服用を続け、体に異常を感じたらただちに報告しましょう。
 

 なお、最近ではシクロスポリンとしてネオーラルが一般的に使われるようになっております。


Qお薬を飲む際、気を付けることはありますか?
A グレープフルーツジュースと一緒に飲んではいけません

グレープフルーツジュースと一緒に飲むと、血中濃度が 32 %上昇することが明らかになっています。

薬が効きすぎて、副作用が起こりやすくなります。
Q飲み合わせの悪いお薬はありますか?
A シクロスポリンは免疫抑制剤なので他の薬との併用等には注意が必要です。
         (生ワクチン、他の免疫抑制剤、還元酵素阻害薬、光線療法など)
       
        =他の科や病院にかかる時は「シクロスポリン」を飲んでいることをはっきりと先生に伝えましょう
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