内服療法

エトレチナート(商品名:チガソン)
 ビタミンA酸誘導体と呼ばれる薬剤で、皮膚表皮の角化(新陳代謝)を調節し、乾癬のほか多くの角化異常症の治療に使われています。

重症乾癬に対して、外用療法・光線治療と組み合わせて使われます。

服用によって、唇・まぶたの荒れ、脱毛などの副作用が起こりやすく、血液中の脂肪が高くなる傾向があります。

妊娠中の服用は禁忌です。

服用にあたっては、医師の説明を必ず聞いて下さい。
 
シクロスポリン(商品名:サンディミュン、ネオーラル)
 臓器移植後の拒絶反応を抑える薬剤で、強力な免疫抑制作用を持ちます。

移植手術後の乾癬患者で効果が見られたことから、広く乾癬に使われるようになりました。

2ヶ月の服用による有効率は約80%です。

服用による高血圧の悪化、腎臓障害に注意が必要です。

服用にあたっては医師の説明を必ず聞いて下さい。
 
その他の内服療法
 欧米ではメトトレキサート(商品名:リウマトレックス)の内服(注射)治療が重症乾癬に使われています。

日本では保険がききません。

長期の服用では肝臓障害に注意が必要です。

メトトレキサートは関節リウマチに効くことから、最近では乾癬性関節炎の治療に期待されています。


 その他、ビオチン、漢方薬、EPA(魚油)の内服も使われますが、はっきりとした効果は少ないようです。
 

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