日常の注意

 乾癬の原因ははっきりとは特定できていません。

ですからこれらの注意点の多くは、乾癬患者である私たち全てが「絶対してはいけない」とか、「毎日欠かさずしなければならない」といった注意点ではありません。
 

 しかし皮膚は体の一部であり、体全体に良いことは皮膚の健康維持にもつながります。

ここで書かれているものの多くは体全体によいことです。

そしてこれらの「日常生活で注意すべきこと」を心がけるが乾癬治療の第一歩としても過言ではないでしょう。
 

 ここではそう言った日常生活での注意点に留まらず、病気と向き合う上で必要なことをひとまとめにしてみました。
 

Qお医者さんはどのように見つければよいのですか?
Aとても難しい問題です。

最近は名医のランキングを載せている雑誌もありますがあまり当てになりません。

実際に会ってみて、信頼できると感じる先生を選ぶのが一番良い方法かもしれません。
 
Q乾癬についての情報はどうやって探せばよいのですか?
A セカンド・オピニオンといって、他の病院で別の先生に意見を聞く方法が一つあります。

 私たち患者が自力で手に入れる情報の場合、もっとも信頼できるのは医学部のある大学や医科大学の図書館です。

最近は一般市民に公開している大学が多いので利用してみましょう。

また、患者会や市民団体は情報の宝庫です。積極的に活用しましょう。
 
Q風邪を引くと乾癬がひどくなるのですが。
A 風邪や扁桃炎などの感染症は乾癬を悪化させると言われています。

普段から風邪をひかないように注意しましょう。

外出から戻ったら手を洗ったりうがいをするように心がけましょう。
 
カゼ
Qかゆみがひどいのですが。
A 皮膚を引っかいたり傷つけたりすると、新しい乾癬ができたり悪化したりすることがあります。

無理に鱗屑をはがしたり引っかいたり、お風呂でのこすりすぎには注意しましょう。

また肌着は柔らかい綿製品を選び、化繊やウール製品は避けましょう。

どうしても我慢できない時はかゆみ止めの薬を皮膚科医の先生に処方してもらいましょう。
 
Qどんな薬が乾癬をひどくするのですか?
A 高血圧や糖尿病などに使われる薬の中には乾癬の症状を悪くする可能性のあるものもあります。

しかし、これは個人差があって使う人誰もが必ず悪くなるものではありません。

薬について疑問や乾癬の症状に変化があれば主治医の先生に相談しましょう。
 
お薬
Q食事はどの様に気をつければいいのですか?
A 食事はバランスよく摂れば何を食べても構いません。

カロリーの高い食事・脂っこい食事は乾癬を悪化させると言われています。

また香辛料など刺激の強いものはかゆみを増すので避けたほうがよいでしょう。
 
Q太っていると乾癬になりやすいの?
A 肥満は乾癬が起きる原因の一つではありますが、それだけが原因で乾癬になるわけではありません。

カロリーの高い食事を摂ると乾癬を悪化させてしまうことがあるので食生活には注意しましょう。

ただし厳しいダイエットはストレスになりますのでお勧めはしません。
 
Qタバコやお酒は乾癬を悪化させますか?
A タバコを吸うとのどを痛め、風邪や扁桃炎にかかりやすくなります。

風邪や扁桃炎は乾癬を悪化させると言われていますので喫煙はなるべく控えるようにしましょう。


 お酒を飲んではいけない訳ではありませんが、かゆみの原因になるので深酒は慎みましょう。

また、内服薬を飲んでいる場合は副作用が強く出る場合があるので注意が必要です。
 
Q入浴について注意することはありますか?
A お風呂は出来るだけ毎日入りましょう。

石鹸やシャンプーは特によいと言えるものはありませんが、殺菌剤などが入っているものや刺激の強いものはお勧めしません。

石鹸は良く泡立てて泡でやさしく洗うようにし、ボディ・ブラシや垢すりなどの用具で洗うことは止めましょう。

頭も爪を立てないよう注意し、やさしく洗いましょう。
 
入浴


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