乾癬性関節炎

 乾癬にさまざまな程度の関節炎が伴ったものを乾癬性関節炎あるいは関節症性乾癬といいます。

関節リウマチに似ているのですが、血液検査のリウマチ反応はほとんどの場合が陰性です。
 

 関節の症状は軽症から重症まであり、もっとも症状がでやすい場所は手の指の一番先の関節です。

その次にはひじ・ひざ・手首・足首などです。また、背骨とくに腰骨にも症状が現れることがあります。

関節リウマチとは違って関節・骨の変形や癒着はあまり起こりませんが、重症の場合は変形が生じる場合もあります。
 

 治療はまず痛みに対しての鎮痛剤の内服をします。湿布も効果的です。

痛みが強く腫れている時は無理をしないほうが良いですが、その時期を過ぎれば軽いリハビリをしたほうが後遺症を残しません。

痛いからと言って大事にし過ぎていると、そのまま曲がったままで動かなくなるということにもなりかねません。

かといって、例えば骨折の後に行う様な痛みに耐えつつ行う大きな負荷の掛かるリハビリは逆に良い結果を産みません。

一般的にはリハビリ後一時間程度で痛みや疲れがなくなる程度の負荷が適当です。

主治医の先生、理学療法士の先生と良く相談の上納得しつつ、気長に行うとよいでしょう。
 

 関節の症状は乾癬の皮膚の重症度と共に連動することが多いのですが、必ずしもそうではありません。

痛みが激しい場合や関節の変形を起こしそうな場合、チガソン・ステロイド・サンディミュン・MTXなどの強めの薬も必要になります。


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